『世紀をこえて』関西ブロック30周年記念誌


第一部では、医療の流れが医師主導型から患者中心に変わりつつある今、関西ブロックが長年にわたり続けてきた「教壇に立つ活動」の意義とこの活動が及ぼしてきた効果を改めて確認し、今後もさらにこの活動を広めていく必要があることを提言しています。
   平成14年9月15日に、患者講師、医師、教育現場の先生、臨床現場の看護士等の皆様に集まっていただき開催した“患者が教壇に立つ意義を考える集い”をまとめ、患者さんの闘病記と共に載せました。また、それぞれの現場の方にはより良い医療者を育てるに当たっての熱い思いを語ってもらいました。

第二部では、関西ブロック25周年から30周年の間に新たに活動を始めた
「小児の膠原病の親子への支援活動」を取り上げ、“小児膠原病専門医による最新の治療法等の医療記事” “小児の膠原病・ご家族の方へのアンケート調査” “「全国病弱教育研究会」での発表報告”を載せています。

第三部は、資料編として「関西ブロック30年の歩み」を年表でまとめました。また、関西ブロック5支部の活動も紹介しています。

『関西ブロック30周年記念誌』編集員